エピデ見記事

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10月31日博多座 ミーマイ観劇 マイティビル千秋楽

なんでもそうなんだけど。

ここはあそこの方がよいここは良くない。

西欧諸国は、LGBTQに寛容な考えがある。

でも今回イスラエルを擁護する発言をしていて、

西欧だからって信用ならない。

と感じていた。

結局誰といもどこに住んでも

嫌いなところを見つけてしまう。

でも、Me&My Girlを観劇し初めてすぐに

もしかして世界中に色んな良い所が

落ちてるのかもしれない。

悪い所がじゃなくて良い所が世界中にある。

と逆転の発想が湧いてきて目に涙が滲んだ。

 

こんなあたたかな気持ちで観劇はじまった。

 

ビルがフェアホードの跡取りと知らされて倒れるシーン。

 

三階席だったがばっちり目線があった。

 

ランダムな席取りだったのに中央に座れてラッキーだ💗💗💗

 

ミーマイ観劇は前回に続き二回目

前回はこれも偶然だが星組創設記念の日だった。

 

この時は一回席で観劇し、

マイティはあたたかな芝居をするなと思った。

 

今日は前回見た時よりマイティは愛に満ちていた。

 

いや溢れていた。

初日から日が経ち芝居も馴染んできているのもあるだろうが。

 

デュエットダンスの際に一層輝いていた✨✨✨

 

娘役舞風さんを包む愛が凄かった。

 

カーテンコールの挨拶でマイティのビルが千秋楽と気が付いた!

 

たまたまとはいえ

 

マイティなビル役千秋楽を見れて本当に良かった。

 

 

『応天の門』 -若き日の菅原道真の事- ① ライブビューイング を見た感想 

ご観劇がまだの方へ

本文にネタバレを含みます。

ご了承くださいませ。

 

月組公演は地方民ながら今までに生でも何度か見たことがある。

 

月城かなとさんトップになってからも2度観劇している。

 

月城かなとさんが演じると私は芝居に引き込まれている。

 

今回もご多分に漏れず、テンポよく観劇しているものを引き込んでいく。

 

今回の『応天の門』 -若き日の菅原道真の事-では主役の管原道真を演じていた。

 

菅原道真とは才能溢れていたがライバルとの争いに敗れ罪をかぶされ

 

島流しされてしまった人というイメージしか私にはない。

 

月城さん演じる菅原道真はまだ若く融通が利かない。

 

可愛げがなく、少し根暗な印象の少年。

 

菅三と相性で呼ばれている。

 

凰月杏さん演じるのは平安きっての色男在原業平

 

出てきた瞬間から色男のオーラ全開。

 

着物の着方立ち居振る舞いも美しい。

 

観ている私も心の中で平安美女になっ


たつもりで口説かれる時を待ってしまう。

 

夜中に従者を連れて歩く在原業平

 

当然女性の邸宅からの帰り。

 

そこで月明りで本を読む道真と遭遇してしまう。

 

業平はどこの邸宅から帰ってきたのかを瞬時に当てられてしまう。

 

後日

 

検非違使(きびいし・・・朝廷の警備)の長を任されている業平は

 

道真の才気を見込み百鬼夜行の正体を探るのを手伝わせようと訪れる。

 

道真は可愛げがなく簡単に引き受けたりしないのだが

 

紀長谷雄(彩海 せら さん)が双六で負けたつけを返せないと泣きついてきた。

 

店の話を聞くうちに賭け双六の店がどうも気になるということで

 

紀長谷雄と白梅(彩 みちる さん)の案内で道真と業平も出向くことにした。

 

賭け双六の店を訪れる。

 

海乃美月さん演じるのは店主の昭姫。中国大陸の唐から来た女性。

 

昭姫は商店を営んでおり店では賭け双六なども行っていた。

 

下級の検非違使に鬼をかくまっていると立ち入られ調べられる。

 

店の奥にいたのははやり病を患った人たちだった。

 

昭姫はこの人たちの生活の世話をしていたのだ。

 

そこを管原道真の知識と在原業平の言葉に助けられる。

 

ことが落ち着いた後菅原道真

 

彼女と唐の古の妃の名前が同じであることを皮肉って知識のある所を見せつける。

 

昭姫「大した坊ちゃんだよ」と感心する

 

どうやら海乃美月さん演じる昭姫のほうが年上の設定のようだ。

 

大人っぽい

 

主な配役の原作漫画ではこのようなイラスト

 

 

!!!!

やはり少年という印象を菅原道真に受けたが、昭姫の雰囲気の大人びたこと

 

アラフォーくらいだろうか。

 

こんなに年の差のある配役を演じ分け

 

一つの作品としてまとめる力量に感心してしまう。

 

菅原道真は現状の藤原氏中心の貴族社会に嫌気がさしていた。

 

しかし科挙により家柄に関係なく出世できる国。

 

そこでなら自分は活躍できるのではないか。

 

昭姫に唐へのあこがれを告げる。

 

唐へ行ってみたいと。唐へ行けば変われるのではないかと。

 

昭姫は「私も昔はそうだった。」そう思って日本へ来たのだと。

 

でもどこへ行ったって自分が変わらなければ何も変わらないと分かった。

 

昭姫も簡単に親切な女店主になったんではないんだな・・・・。

 

学問に対する一途な菅原道真の思い。

 

大人の女性である昭姫の実感。

 

道真はどのように成長していくのだろう・・・と観るものに余韻を残した。